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京都府立伏見港公園【京阪宇治線観光コース/京都市伏見区観光コース】

伏見港の栄華と衰退

京都府立伏見港公園

伏見港は秀吉の伏見城築城の際に作られて、大坂との水運の拠点となりました。
その後、角倉了以の高瀬川開削(1614)で高瀬舟が運行するようになり、京都との往来も盛んに。17世紀末には、幕府の援助で商人の共同出資による伏見舟が登場し、港はますます発展。三十石舟が盛んに出入りし、沿岸に多くの問屋が立ち並びました。明治期に入っても、外輪船が就航、その活況は続きます。
しかし次第に陸上交通の近代化により、舟運は衰退。昭和30年代半ばで、港としての機能は幕を閉じます。伏見港公園内には、その歴史をしのび、復元した三十石舟が置かれています。



伏見港が現代の自然の恵みを活用したスポーツの拠点へ

京都府立伏見港公園

伏見城の築城から淀川舟運の基地として栄えた伏見港。戦後は交通の近代化によって港としての機能を終えましたが、その跡地は地域スポーツの拠点として新しい命がふきこまれました。
伏見港公園は、港の舟溜りを埋めたててつくられました。まず昭和42年、子供プールとテニスコートが、さらに昭和57年、温水プールをもつ総合体育館がオープン。

また、平成7年度には、阪神・淡路大震災を教訓として、プールに使用している井戸水を緊急時には飲料用にも使用できるよう施設を整備しました。その結果、平常時には良質のプール水を、緊急時には飲料水や生活用水を提供できるようになりました。

このほか相撲場や、ナイター設備もあるテニスコート(6面)など、特色ある設備が充実。水泳、バレーボール、テニスなどのスポーツ教室や各種大会など多彩なイベントがおこなわれ、年間25万人を超える利用者でにぎわっています。

京都府立伏見港公園開館時間とアクセスマップ

開館時間 運動施設 9:00~21:00
プ ー ル 9:30~20:30
駐 車 場 7:00~23:30
住所 京都市伏見区葭島金井戸町
休館日 月曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始
アクセス 【電車】
京阪「中書島駅」南改札口 下車 徒歩3分
【バス】
「京阪中書島・伏見港公園」下車 徒歩2分
【車】
名神高速道路「京都南IC」 南へ約10分
第2京阪道路「巨椋池IC」 北へ約5分


京阪中書島駅、施設までの徒歩時間は直線距離から算出しておりますので、実際の所要時間と異なる場合がございます。

実際の道路距離・所要時間・経路については表示されている「Googleマップ」にてご確認できます。
なお、一部の施設で「施設名称」が正しく表示されない場合がございます。