恵心僧都ゆかりの花の寺恵心院(えしんいん)【宇治市観光】
恵心院とは空海開基の古刹
恵心院の創建は弘仁12年(821)。開基である空海が唐で学んだ青龍寺に地形が似ていたことから、当時は「龍泉寺」と呼ばれていたそうです。その後、戦火に遭い堂宇が破壊されますが、寛弘2年(1005)に比叡山横川(よかわ)の恵心僧都により再興され、朝日山恵心院と呼ばれるようになりました。
源氏物語のモデルとなった恵心僧都源信
源氏物語宇治十帖のヒロイン・浮舟は、宇治川に身投げしましたが、横川の僧都に助けられます。この横川の僧都のモデルが、恵心院中興の祖となった恵心僧都源信と言われています。源信は「往生要集」の著者としても知られ、その中で説いた浄土念仏の思想は法然や親鸞に大きな影響を与えました。恵心院には、恵心僧都自作の像や、自筆の「山越の来迎阿弥陀如来図」などが伝わっているそうです。
恵心院 御朱印情報
御朱印 300円
恵心院 開門時間とアクセスマップ
開門時間 | 6:00~17:00 |
---|---|
住所 | 〒611-0021 京都府宇治市宇治山田67 |
連絡先 | 0774-21-3942 |
御本尊 | 十一面観音菩薩 |
宗派 | 真言宗智山派 |
アクセス |
【電車】 JR奈良線宇治駅から徒歩15分 京阪電鉄宇治線で「京阪宇治駅」下車、徒歩10分 |
※京阪宇治駅、施設までの徒歩時間は直線距離から算出しておりますので、実際の所要時間と異なる場合がございます。
実際の道路距離・所要時間・経路については表示されている「Googleマップ」にてご確認できます。
なお、一部の施設で「施設名称」が正しく表示されない場合がございます。